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サポートセンター本城

備蓄食品のお米とカレーを体験してみました。

孝徳会では、自然災害や感染流行などの非常時に備えて備蓄食品を用意しています。
今回は備蓄食品のお米とカレーを使用しましたので、その様子をご紹介します!

 

備蓄食品のお米はアルファ化米と言って、炊飯したてのご飯を急速乾燥させたものになります。
生米に含まれるデンプンは、人間には消化しにくい「ベータ化」の状態。これを加熱調理し、消化しやすい「アルファ化」の状態にして、急速乾燥しています。「アルファ化」状態の米をそのまま冷ますと「ベータ化」状態に戻ってしまい、食べるために再び加熱が必要になりますが、急速かつ水分をコントロールしながら乾燥させると、「アルファ化」状態を保てます。「アルファ化」状態の米に、水やお湯を加えるだけで、炊きたてのような食感とおいしさのごはんに戻せるという仕組みのごはんです。

 

実際の様子を見てみましょう!

セット内容は【アルファ化米、説明書、開封カッター、ビニール手袋、しそわかめふりかけ、しゃもじ、フードパック、使い捨てスプーン、輪ゴム】となっています。災害時、手元に何も無くても水があれば調理可能な作りになっていて、安心ですね。

 

 

赤い線までお湯を注ぎ、蓋を閉めて15分蒸らします。今回はお湯を使用しましたが、お水でも調理可能です!

本日は同じく備蓄食品のカレーと一緒にいただきました。

 

近年では、備蓄食品も美味しさを追求した商品も多くなり、種類や形状も様々です。サポートセンター本城では大容量の物を備蓄しておりますが、家庭用として1食分の物もありますし、種類もご飯ものだけでなく、パン、カレー、シチュー、汁物、ようかんやケーキなどのデザート類まで多種多様な商品があります。ホームセンターやスーパー、キャンプ用品取り扱い店などでも、防災セットとして備蓄食品を陳列しているお店も多くなりました。一度ご覧になってみてはいかがでしょうか。